清水 淑貴(しみず としたか)さん 好きなこと:オンラインゲーム
メディアデザイン系の大学院生として、身体拡張にまつわる研究や作品制作にいそしむ清水 淑貴(しみず としたか)さん。息抜きに楽しむオンラインゲームは、趣味でありコミュニケーションツールでもあると言います。その魅力や、将来への展望について語っていただきました。
僕はもともと高専(高等専門学校)の出身で、サイエンス・インカレなどの発表会によく出ていたんです。今の進学先を選んだのも、勉強や研究だけでなく、制作物を発表できる機会が多かったから。ものをつくって終わりではなく、誰かの感想や審査員のコメントを受けて、自分の「いいもの」に対する考え方をアップデートすることに興味があるんです。
オンラインゲームを好きになったきっかけも、そもそもはパソコンへの好奇心。幼稚園の頃にはじめて触れて、「なんで光るの?」「どうして字が出るの?」と夢中になって。そのときに「ローマ字を全部覚えたら使わせてあげる」と親から言われて一生懸命覚えたのが、すべてのはじまりです。今ではパソコンも自分で組み立てています。
遠方の友達とも一緒に遊べるオンラインゲームは、僕にとっては趣味でありコミュニケーションツールのひとつ。プレイしながらボイスチャットで雑談したり、近況報告したりするのが楽しいです。最近は忙しくてやる時間が減っていますが、基本的にはFPS(※)がメイン。構造や仕組みを考えるのが大好きなので、ゲーム内の動作や処理の仕方にも注目しながらプレイしています。
プレイヤーとしても、どちらかというと参謀タイプ。あるストラテジーゲームをやりこんでいたときは、全世界でのユーザーランキングの上位10%に入ったこともあります。ゲームの中で特に惹かれるのは、物語性のある作品ですね。それも、単なるハッピーエンドで終わらないもの。「こういう考え方もあるんだ!」というヒントになるし、自分にはない発想でつくられた作品から影響を受けるのが面白いんです。
※ファーストパーソン・シューティングゲームの略。主人公の視点で表示されたゲーム内の空間を移動し、標的を攻撃するシューティングゲームの一種。
ペイパルをはじめて使ったのは2016年頃。ある作品をプレイするために海外のゲームプラットフォームを利用する必要があったんですが、クレジットカード情報を登録するのが不安で。そこで、以前から存在は知っていたペイパルを使ってみようと思いました。実は、高専時代にペイパルを導入したWEBサイトをつくろうとしていろいろ調べたので、安全性には信頼感があったんです。
セキュリティ面を考えると、クレジットカード情報を見せずにキャッシュレス決済できるペイパルのようなサービスを頼るのはメリットがあると思います。あと個人的には、銀行口座も紐付けられるようになったのが嬉しいですね。クレジットカードだと、請求がきたときに「こんなに使ってたっけ!?」となりやすい。リアルタイムで使用額がわかるのは、一人暮らしの学生的にもありがたいです。
今後は、ITコンサルタントになるために、ITストラテジストと応用情報技術者の国家資格を取るつもりです。その一方で、ゲーム開発エンジンの「Unity」を使ったVR動画の作品づくりにも取り組んでいます。
今までもプログラミングなどはしてきましたが、外から見えないし、なかなかすごさが伝わりづらい。それならと思って、アートとして鑑賞できるVR動画作品を、2年以内に国内外で発表する予定です。大学院の同期に国際的な映画祭でも賞を獲っている映画監督がいるので、その人やプロのダンサーと協力しながらプロジェクトを進めています。VR作品に特化したコンペティションやフェスティバルはまだまだ少ないぶん狙い目ですし、いろいろ挑戦してみたいですね。
デビットカード、クレジットカード、銀行口座から、
状況に応じて最適な支払い方法が選べます。
銀行口座の登録方法を見る