ビジネス向けオンライン決済手段の最適化

6月 10日 2022 | PayPal Editorial Staff

適切な決済サービスプロバイダーを選ぶことにより、ビジネスの決済処理を強化し、安全性を確保するために必要な数々のオンライン決済手段を統一し、最大限に活用することができます。

企業間(B2B)であれ、企業対消費者(B2C)であれ、商品やサービスの代金をオンラインで支払うことは、今や主流となっています。新型コロナウイルスの流行により、顧客が現金で対面での支払いができなかったり、しない選択をしたことが、オンライン決済の成長につながりました。

国連貿易開発会議(UNCTAD)の共催で2020年に実施された調査では、世界中のほとんどの商品カテゴリーでオンラインショッピングが6~10%増加していることが明らかになりました1。デジタル経済の成長に伴い、この傾向は今後も続くことが見込まれます。  

一般的な電子決済手段
デジタル時代の今日、ビジネスを進める上で電子決済の機能はいずれ必要になることでしょう。電子決済とは、その名のとおりあらゆる決済処理を電子的に行うことであり、現金、小切手、物々交換による取引と対をなすものです。

一般的な電子決済手段としては、以下のようなものがあります。

  • クレジットカード/デビットカード:最も一般的なオンライン決済手段。クレジットカード会社は売り手に全額支払い、顧客はクレジットカード会社に請求された料金を分割で支払うか、各月に一括で支払うことができます。クレジットカードの所有者には、それぞれ個人の与信枠があります。デビットカードでは、決済時に顧客の銀行口座から直接全額を引き落とします。

  • 銀行送金(または電信送金):主にB2Bユーザー間で使用されます。顧客側の銀行からサプライヤー側の銀行口座に直接請求額が振り込まれます。銀行送金は、最近では減ってきていますが、eコマースでは依然として重要な決済手段となっています。

  • 口座引き落とし:毎月の支払いや分割払いなど、請求書の支払いを銀行で設定します。

  • モバイルコマース(mコマース):スマートフォンやタブレット端末などのモバイル機器を使って行うオンライン金融取引のことで、普及が進んでいます。オンラインでの売買や銀行取引、公共料金の請求書払いなどに利用されます。

  • デジタルウォレット:mコマースの1種で、銀行カードや店舗のポイントカードなど、お金に関する全ての情報を保存することができます。通常の請求書払い、小売店や企業での買い物、家族や友人への送金など、ほとんどすべての支払いをオンラインで行うことができます。

  • 決済サービスプロバイダー:ペイパルなどの決済サービスプロバイダーは、上記の決済手段のほとんどを含むオールインワン決済ソリューションを提供し、電子決済のニーズに対応しています。2
 

Person is making a online transaction using his mobile

現金決済と比較したオンライン決済のメリット
一言で言えば、ビジネスにおいてオンライン決済は、より高い安全性、利便性、柔軟性を備えています。

  • セキュリティ:高度な暗号化などの安全機能で、顧客にさらなる安心を提供します。ペイパルは、HTTPSとTLSの暗号化保護を含む、オンライン決済のセキュリティに関する厳格なPayment Card Industry(PCI)規格に準拠しています。これらの接続には、基本的なHTTPプロトコル(データがウェブブラウザからウェブサイトに送信される手段)に暗号化による保護層を追加し、ハッカーが情報を読むことができなくなっています。これは、ショッピングや銀行取引などのオンライン活動の安全性確保に不可欠です。

  • さらに、ペイパルはすべての取引をリアルタイムで監視し、アカウントを分析して、不正行為や不正な支払いを防いでいます。また、ペイパルはすべての売買をメールで確認しています。不審な点が見つかった場合は、ペイパルがお客様に連絡して確認します。特定の条件を満たせば、商品が届かなかった場合、ペイパルは買い手に払い戻しを行います。また、売り手が不正な支払いの被害を受けたり、商品が届いていないとのクレームを受けた場合にも、全額返金を受けることができます。*3

  • 利便性:コーヒー1杯を買う場合でも、高額商品を大量に購入する場合でも、顧客はオンラインで簡単に素早く安全に取引することができます。さらに、オンライン決済の種類が多ければ多いほど、より多くの顧客にウェブサイトを利用してもらうことができます。ペイパルなら、顧客に幅広い決済手段を提供することができます。

  • 柔軟性:ペイパルは200の市場に展開し、100以上の通貨を取り扱っているため、幅広い地域で簡単にビジネスを行うことができます。世界中の顧客を取り込もうと考えている場合でも、ペイパルのようなグローバルな決済サービスプロバイダーを通じてオンライン決済を行えば、通貨換算が簡単に行えます。

つまり、オンライン決済は、売り手と買い手の両方に恩恵をもたらすものです。2020年には、20億人以上がオンラインで商品やサービスを購入し、電子小売業の売上高は国際的に4兆2,000億米ドルを超えています。これにはmコマースも大きな役割を果たしています。2021年には、全世界の小売店のウェブサイト訪問の約70%がスマートフォンで行われました。4

Women is looking on her laptop and is happy

ペイパルのeコマース決済ソリューションでチャンスを掴む
ペイパルに登録すると、世界中の見込み客にリーチすることができます。すでに何百万もの企業が、国内外でのビジネスを強化するためにPayPal Commerce Platformを選択しています。新規事業であっても、さらなる成長を目指す成功した事業であっても、PayPal Commerce Platformはお客様とその顧客に、世界中でサービスを提供するための一元的なソリューションを提供します。200以上の市場で4億人以上の顧客を抱えるペイパルのネットワークにより、新しい市場にアクセスし、ビジネスを強化するための新しいチャネルを活用し、世界中の顧客が、希望する決済手段でお客様のビジネスを利用することができるようになります。5

取引方法はいたってシンプル。顧客がお客様のウェブサイトにアクセスし、買いたいものを選び、PayPalアカウントにログインし、購入を確定するだけです。

PayPalビジネスアカウントに登録すると、買い手および売り手保護制度、拡大する商取引の追跡を支援する報告ツールなどで、お客様のビジネス管理を支援します*。ペイパルは、買い手と売り手の異議申し立てを解決するためのセキュリティ保護や異議申し立て解決などを一元的に提供しています。ペイパルのウェブサイトからPayPal Commerce Platformをご覧いただき、ペイパルがお客様のビジネスの発展にどのように役立つかをご確認ください。

*ご利用規約が適用されます。

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